
土地を買って注文住宅を建てる場合の予算
土地を購入する際に必要となる費用
土地を買って注文住宅を建てるためには、土地代と建物の建築費用が必要になるというのは誰でも分かるはずですが、実際にはそれ以外にも様々な費用が必要となります。後になって予算が足りなくなるという事態に陥らないようにするために、どういった費用が必要になるのかは事前にしっかりと把握しておく必要があります。まず、土地の購入時に必要となる費用には、所有権の移転登記のための登録免許税や司法書士に支払う手数料などがあります。また、それ以外に売買契約に貼付する印紙税の金額も馬鹿になりませんし、購入した土地の上に古家がある場合には、その撤去費用も考慮しておかなければなりません。土地代以外に数百万円が必要になるケースも珍しくないのです。
家を建てる際に必要となる費用
次に、家を建てる際に必要となる費用について見ていきましょう。まず、建物の所有権の設定登記にかかる登録免許税や司法書士の手数料が必要となるのは、建物の場合と同様です。また、住宅ローンを利用する場合には、そのための諸費用についても頭に入れておく必要があります。借り入れを行う場合には、土地や建物に抵当権を設定するのが通常なのですが、そのためには抵当権設定登記を行わなければならず、そのために必要となる金額は決して安いものではありません。それ以外にも、駐車場や庭を造るための外構工事にもかなりの金額がかかってきますし、テレビアンテナを設置したりインターネット回線を敷設するための料金も建物の建築費とは別扱いだったりします。